天孫降臨の地とされる霧島。その高千穂峰の麓に鎮座する霧島神宮をはじめ、神武天皇に至る瓊瓊杵尊・彦火火出見尊・鸕鷀草葺不合尊の足跡を辿ることができるのが鹿児島です。あまり知られていませんが、木花咲耶姫(神阿多都比売)の出身は薩摩半島の南の笠沙の地とされ、ゆかりの地も数多くあります。
鹿児島のもうひとつの特徴は、島津氏に纏わる神社が数多いということ。島津氏歴代の当主とその家族、玉里島津家の当主とその家族を祀る鶴嶺神社をはじめ、島津斉彬を祀る照国神社。戦国時代の雄、島津義弘を祀る神社などがあります。
延喜式の霧島神社とされる西御在所霧島神宮
10世紀中~文暦元年(1234)までの鎮座地霧島神宮古宮址 [高千穂河原]
大日孁貴命を祀る薩摩国の一宮枚聞神社
山幸彦と豊玉姫命の出合った地玉の井
天智天皇の御巡幸伝説と釜蓋願掛け射楯兵主神社 [釜蓋神社]
指宿の総氏神「お新宮様」揖宿神社
彦穗穗出見尊を祀る大隅國之一宮鹿児島神宮
安産信仰の篤い高千穂宮の地石體神社
蛭児尊の流れ着いた「なげきの杜」蛭子神社
隼人の乱の背景、宇佐からの移民の社韓国宇豆峯神社
宮世洲(神造島)の譚に遡る式内社大穴持神社
神武天皇お手植えの夫婦イチョウの宮宮浦宮
桜島に鎮座していた鹿児島の地主神鹿児島神社
一之姫宮が枚聞神社の御分霊を祀った社一之宮神社
懐良親王の居城した地谷山神社
水車カラクリで知られる知覧の鎮守神豊玉姫神社
拝殿から温泉の湧き出る紫尾山の神紫尾神社
「弥五郎どん祭り」で知られる神幸行列岩川八幡神社
島津忠久の母君である丹後局を祀る花尾神社
市来郷の総廟、鹿児島最古の稲荷神社稲荷神社(日置市東市来町)
鹿児島三社の一社で川上氏の氏神川上天満宮
天智天皇の伝承地山宮神社(志布志市)
吾平山上陵の奉拝社であった古社鵜戸神社
「君が代」発祥の地大宮神社(入来町)
海に浮かぶ天神様菅原神社[荒平天神]