九州の神社

九州の神社:佐賀県

九州の神社:佐賀県・概要

大陸を始めとする海洋交易が盛んであった佐賀県の神社の由緒を調べると、大きく分けて3つの地域にその色合いが分けられることが分かります。大陸に面した北部。有明海に面した南部。そして南北を隔てて聳える山岳部です。

大陸に面した北部は、皇大神宮の三韓征伐に由緒を見る神社が数多く鎮座しています。中でも名神大社とされた田島神社は、福岡の宗像大社との関連性も指摘され、大陸との交易の一大拠点であったと推察されています。

有明海に面した南部を見る上で頭に入れておきたいのは、各神社が鎮座した当時と現在の海岸線は全く異なるということ。標高2Mで有明海沿岸を見ると、現在では内陸部となっている佐賀市の與賀神社、白石市の稲佐神社、武雄市の武雄神社は、全て海岸に面していた事がわかります。そして南西部の神社の数多くには神功皇后の足跡が残されています。また、歴史としては新しいですが、日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社も重要な神社として知られています。

山岳部は、主に福岡(筑前・筑後)に近い地域で玄海灘・有明海を望む山々を御神体として祀る山岳信仰の姿を残しています。